東京からおよそ4時間
日本から一番近い東南アジアの国
人口:1億1645万人(世界12位)
GDP:3857億ドル(世界37位)
GDP成長率: 6.1% 2019年
7.6% ★ 2022年
★46年振りの高成長!
HSBCが2012年に出した『The World in 2050』では、
2050年にフィリピンのGDPは世界で16位にまで成長すると見られており、
その成長率は世界ナンバー1としている
英調査会社IHSマークイットは、フィリピンの国内総生産(GDP)が2033年までに1兆米ドル(約115兆円)を突破するとの見通しを示した。
1人当たりGDPが30年には6,500米ドルに拡大することで内需が底上げされ、消費者市場が大きく成長すると指摘。多くの産業で海外と国内からの投資が加速し、経済発展が進むとの見方を示した。(2022年2月2日)
世界銀行グループの報告書によると、
フィリピンが2018年世界で最も投資に適した国1位にランクイン
投資に適した国1位に押し上げている3つの要素
1 人口 1億1645万人(世界12位)
2 経済成長率 7.6%(2022年)
3 英語力 人口の92.58%が英語話者
ビジネス英語力世界ランキング1位(2013年)
長期間の人口ボーナス期をつくる
フィリピンの人口ピラミッド
平均年齢は24・1歳(日本の平均年齢は48.6歳)
2050年(JETROレポートでは2062年)まで人口ボーナスが続き、綺麗な人口ピラミッドを描く
東南アジア最長の人口ボーナス期間
長期にわたる人口ボーナス期は、
経済成長促進効果が継続的に続くことにより
長期的かつ安定的な経済成長を下支えする。
コロナ禍による世界情勢の変化をもってしても、
今後も世界トップレベルの実質成長率を誇る国である
可能性は極めて高いといえる。
消費大国フィリピンの
景気を下支えするもの
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
コールセンターの売上げは、すでにインドを抜いて世界一。
IBM、マイクロソフトなどの世界企業がコールセンターを配置。
BPOによる売上は約310億ドル(2021年/約4兆円)。
世界市場の約12%を占める。
BPO市場の労働者数は約130万人。
カジノ(新しいサービス産業による雇用機会創出)
観光業を活性化させるために政府が打ち出したカジノ計画。
市場規模は、2015年に12億ドルを超えた。
将来的には世界最大級のカジノリゾート
「エンターテインメント・シティ・マニラ」が完成する予定。
世界第2位、3兆円から4兆円産業。
OFW(海外在住のフィリピン人労働者)からの送金
人口の10%(約1000万人)が海外で就労している。
国内への送金金額は非公式の金額を含めると3兆円から4兆円になると言われている。
政府は国民の国外での就労を奨励し、様々な優遇措置がある。
Fitch Ratings(フィッチ)による格付け
2022年3月25日
日本国債の格付け見通しをネガティブ「弱含み」から「安定的」に変更した。
外貨建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)は「A」に据え置いた。
2023年5月24日
フィリピンの外貨建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)を投資適格級の「トリプルB(BBB)」に据え置いた。
一方、格付け見通しは「ステーブル(安定的)」に引き上げた。
フィリピンの経済政策の枠組みは健全性を維持しており、他のトリプルBの国に劣らない水準にあると評価した。
中期的に実質GDP成長率は6%を超える水準となり、トリプルBの国の中央値である3%を大きく上回るとの見通しを示した。
エグゼクティブ セールスマネージャー